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【幻想ミステリ】夜の床屋(沢村浩輔)

こんにちは、まさボーです。

沢村浩輔さんの「夜の床屋」を読みました。

全7編で構成された連作短編集の作品です。

今回もネタバレなしなので安心してください。

それでは感想を書いていきます。

作品情報

書名:夜の床屋
著者:沢村浩輔
出版:創元推理文庫
ページ数:274ページ
おすすめ度:★☆☆☆☆

こんな人におすすめ

・推理要素以外も楽しみたい
・驚きが欲しい

あらすじ

大学生の佐倉は友人の高瀬と無人駅での一泊を余儀なくされた。

駅で寝静まった深夜、ふと目を覚ますと理髪店に明かりがついていることに気づく。

好奇心に駆られて、理髪店の扉を開けると。。。

感想

それでは感想を綴っていきたいと思います。

感想は大きく分けて以下の2つです。

・無理のある謎解き
・好みが分かれる要素が多数

ひとつずつ、感想をまとめます。

無理のある謎解き

本作は6つの短編とエピローグから成る物語で、1話目「夜の床屋」のエピソードから飛躍しすぎて後付け感のある推理で歯切れが悪かったです。

ヒントは描かれていますが、読者の知らない知識をロジックに組み込まれているので解くのは無理だと思います。

謎要素の着眼点はよかったですが、ありえない要素が途中から入って冷めてしまいました。

まさボー
まさボー
日常ミステリーとしては読まない方がいい

好みが分かれる要素が多数

はっきり言うとこの小説は日常ミステリー小説ではありません。ファンタジー小説です。

そのためありえない要素が含まれて謎を解くことになっています。

中途半端に「推理要素」と「ファンタジー要素」を混ぜてしまっているので、どっちつかずの印象です。

そういった要素もあるからなのか、主人公や登場人物たちも感情移入するほどではなく個性が弱く感じました。

まさボー
まさボー
推理とファンタジーは共存しない

まとめ

ということで今回は沢村浩輔さんの「夜の床屋」を紹介しました。

日常の謎解き小説と聞いてこの小説を読んだのですが、イメージと違った作品でした。

日常の謎好きとしては、日常のありえそうなことを読みたかったのに非日常のありえないことが入ってきてちょっと残念です。

好みがはっきりと分かれると思う作品なので、読んでみたいと思えた方のみ読むのをおすすめします。

それでは。